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2024年1月の運用実績

カナリアバンクの2024年1月度の月次報告書

1)当月のサマリー

今月の日本株は日経平均+8.4%、TOPIX+7.8%と大きく上昇しました。

それに対し、当バンクの運用成績は+3.8%と、各指数を下回りました。

要因としては、①当バンクの投資対象が、割安でかつ、成長性のあるストック銘柄に重きを置いた運用となっており、そうした銘柄は、小型株が多いこと、②当月は海外投資家の買いによる上昇であり、情報発信力のない小型株に資金が流入しなかった事の2点だと考えています。

各指数を下回った事は残念ですが、相場によって実力以上に上がった株価は、いずれ会社が持つ株価に収斂すると考えておりますので、割安な大型株が見つからない限り、引き続き小型株を買い進めて行こうと考えています。

2)当月の売買に関して

売却 京王電鉄(9008)

売却理由 今後の押し目の際に多くの株を購入できる様、手元資金を増強する為

購入 エフアンドエム(4771)

購入理由 決算前で株価が落ちていた事に加え、ストック性の高いビジネスであり、今後も引き続き、成長していくと考えた為

3)2024年1月末時点での保有株に関して

当バンクでは下記の日本株とTMFを保有しています。

銘柄コード社名業種市場
2168株式会社パソナグループサービス業プライム
2326デジタルアーツ株式会社情報・通信業プライム
2393株式会社日本ケアサプライサービス業スタンダード
2805ヱスビー食品株式会社食料品スタンダード
2902太陽化学株式会社食料品名証2
3449株式会社テクノフレックス金属製品スタンダード
3540株式会社歯愛メディカル卸売業スタンダード
3543株式会社コメダホールディングス卸売業プライム
3712株式会社情報企画情報・通信業スタンダード
3830株式会社ギガプライズ情報・通信業名古屋セ
3922株式会社PR TIMES情報・通信業プライム
3969株式会社エイトレッド情報・通信業スタンダード
4185JSR株式会社化学プライム
4238ミライアル株式会社化学スタンダード
4368扶桑化学工業株式会社化学プライム
4432ウイングアーク1st株式会社情報・通信業プライム
4763株式会社クリーク・アンド・リバー社サービス業プライム
4767株式会社テー・オー・ダブリューサービス業プライム
4771株式会社エフアンドエムサービス業スタンダード
4832JFEシステムズ株式会社情報・通信業スタンダード
4992北興化学工業株式会社化学スタンダード
4996クミアイ化学工業株式会社化学プライム
5351品川リフラクトリーズ株式会社ガラス・土石製品プライム
6038株式会社イードサービス業グロース
6062株式会社チャーム・ケア・コーポレーションサービス業プライム
6361株式会社荏原製作所機械プライム
6383株式会社ダイフク機械プライム
7157ライフネット生命保険株式会社保険業グロース
7751キヤノン株式会社電気機器プライム
7912大日本印刷株式会社その他製品プライム
7921株式会社TAKARA&COMPANYその他製品プライム
8098稲畑産業株式会社卸売業プライム
8173上新電機株式会社小売業プライム
8267イオン株式会社小売業プライム
8425みずほリース株式会社その他金融業プライム
8591オリックス株式会社その他金融業プライム
8593三菱HCキャピタル株式会社その他金融業プライム
8766東京海上ホールディングス株式会社保険業プライム
9037株式会社ハマキョウレックス陸運業プライム
9143SGホールディングス株式会社陸運業プライム
9384内外トランスライン株式会社倉庫・運輸関連業プライム
9432日本電信電話株式会社情報・通信業プライム
9433KDDI株式会社情報・通信業プライム
9449GMOインターネットグループ株式会社情報・通信業プライム

4)今後の方針に関して

今年アメリカ大統領戦がある事やアメリカ経済が今後ソフトランディングしそうな事を考えると今後も世界の株価は上昇していくと思います。それに対し日本株は3月に行われる日銀の日本株のリバランスによる売却や、今後円高方向に進んでいく可能性が高い事を考えると日本株は少し頭打ち感を感じています。

その為、引き続き割安な銘柄を探しますが、積極的に買い向かわず、押し目でしっかりと購入できる様、現金比率を高めていこうと思っております。

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